放電加工
加工内容
電気エネルギーを熱に変えて金属を溶かす加工方法です。金属と金属の間に放電することによって、1秒間に約1000回~10万回もの火花を断続的に生み出し、6000℃を超える熱と衝撃で金属を削ります。
火花誘発や金属の冷却、溶けた金属の飛散防止、また絶縁状態を作り出すために純水や油の中で加工します。切削加工と異なり非接触での加工なので、素材への負担が少なく、ひずみの生じにくいため高精度の加工が可能です。
型彫放電
銅やグラファイトなどの電極を近づけ金属を少しずつ溶かし電極の形状に削ります。通電する素材であれば硬度に関係なく加工することができます。
ワイヤーカット放電加工
直径約0.02~0.35mm程度の真鍮製などのワイヤー線を電極として使い、放電による火花で金属を削ります。通電する素材であればこの加工方法を採ることができます。
切削加工では困難な非常に細長い形状や細い切り出し、硬度の高い金属の加工に向いています。また、常に冷却しながら加工を行うので熱による変形が少なく、非常に薄い金属の加工にも用いられます。
切削加工ではできない加工ができ、加工精度も高い反面、加工には時間がかかるため、数量によっては切削加工が適している場面もあります。
加工方法例

鋭角にカット

鋭角にカット

細い線
放電加工に用いる設備例
その他 設備案内対応する素材
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