金属加工のワンポイント講座

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A5000番系とA6000番系の違い|アルミニウム合金

金属の切削加工の材料として、頻繁にアルミニウムですが、使用される材料のほとんどは純度100%ではなく、他の金属を添加し、その金属の性質を合わせたアルミニウム合金として使用されます。その理由はアルミニウムは他の金属に比べて軽く、錆びにくいという特徴を持つ反面、柔らかく傷つきやすいため、そのまま使うと強度が足りないからです。
その問題を解決するために他の金属を付与し、強度を補って使用します。アルミニウム合金に含有する金属によって番手が定められており、今回の記事ではその中でも5000番系と6000番系の特徴について解説します。

アルミニウム合金5000番系の特徴

5000番系のアルミニウム合金にはマグネシウムが含有されており、耐食性と強度に優れています。また、アルミニウム合金の中でも加工性に優れた材料のため、切削材料として最も使用されます。主な用途としては建築外装、車両、船舶用材、自動車用ホイール等が挙げられます。

アルミニウム合金6000番系の特徴

6000番系のアルミニウム合金にはシリコンとマグネシウムが含有されており、5000番系のアルミニウムよりも耐食性と強度に優れています。主な用途としては船舶車両用材、クレーン、建築用材、陸上構造物などが挙げられます。

5000番系と6000番系の共通点

5000番系、6000番系ともにマグネシウムが含有されており、強度と耐食性に優れています。切削材料としては5000番系が最も使われますが、両材料ともに加工性が良く、使われる頻度が高い金属です。

5000番系と6000番系の違い

6000番系のアルミニウム合金にはマグネシウムの他にシリコンが含有されており、強度の面で5000番系よりもさらに優れます。また、アルミニウム合金は番手によって熱処理型合金、非熱処理型合金に区別され、5000番系は非熱処理型合金、6000番系は熱処理型合金に属します。熱処理型合金(6000番系)は圧延など冷間加工によって強度を高める合金で、非熱処理型合金(5000番系)は焼入れや焼戻しなどの熱処理で強度が高められた金属です。

Point

アルミニウム合金の5000番系と6000番系はともにマグネシウムを添加した強度と耐食性の高い金属です。6000番系はさらにシリコンを添加して5000番系よりも強度や耐食性を強化しています。

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