金属加工のワンポイント講座

金属加工のワンポイント講座

onepoint

  1. HOME
  2. 金属加工のワンポイント講座
  3. 追加工・二次加工【追加工サービス】

追加工・二次加工【追加工サービス】

追加工・二次加工とは既に切削・成形の加工が完了した部品に対して、部分的に加工を施すことです。最も多いのが、メーカー標準部品を一部加工することで特注部品として仕様に合わせるケースです。メーカー標準部品は、各メーカーのカタログでスペックを調べて、すぐ調達できる点がメリットです。しかし、サイズが微妙に合わない、穴の数が足りない、など少しだけ変更を加えたい部分があることもあります。

メタルスピードでは、そういった既存部品への追加工も承っております。例えば筐体、フラットバー、アルミフレーム、カップリング、ボックス、ケースなどの機械部品への追加工を行っています。

メタルスピードでは追加工大歓迎です!他社様に断られたものでも、一度ご相談ください。

  • 溝を入れて欲しい
  • 斜め穴を追加して欲しい
  • 抜き加工をして欲しい

など、幅広いご要望に対応可能です。

設計変更などで、形状の一部のみ変更したい場合には、一度部品の追加工を検討されることをおすすめします。多くの場合、ゼロから作り直すよりもコストを低く抑えられ、納期も短縮することができます。金属、樹脂部品への追加工に対応できます。

追加工・二次加工の特徴

メタルスピードの追加工の特徴をまとめると以下の3つです。

新規製作よりも安くなる

部分的な形状変更の場合、新規で再製作をするよりも安くなることがあります。新たに材料費がかかることがなく、加工工数が減るため加工費も抑えられます。例外的に追加工がしにくい形状や材質の時は、逆に高くなる場合があります。

金属・樹脂 幅広い材質に対応可能

メタルスピードは金属・樹脂の切削加工、3Dプリンター出力を合わせて計200種以上の素材の加工実績があります。ステンレス鋼など難削材の加工もお任せください。

最小ロット1個から対応

メタルスピードの最小ロットは1個からです。100個以上の数物の加工にも対応可能です。

追加工・二次加工の例

ボックスやケースなどの穴追加

タカチボックスへの穴あけの追加工実績があります。

ギアの径調整、キー溝タップ追加

手元のギアが設計したシャフトに合わないため、追加工による調整で。同様にスプロケットやプーリーなどもお問い合わせください。

完成品の設計変更、穴追加や干渉部分除去等

製造現場では設計変更が必要になることがあります。その都度最初から部品を製作していると時間も費用もかかり、開発等のスケジュールに悪影響が出てきます。メタルスピードでは修正が必要になった部品の追加工に対応します。

工具を仕様にあわせて不要部の除去、機能追加のための加工

締付工具の先端形状変更や、ペンチの形状変更の追加工実績があります。

パイプ、アングル、チャンネル、フラットバーを使用した設計物

比較的入手のしやすい材料なので、様々なご依頼の実績がございます。追加の切削以外にも溶接構造や他部品との嵌合がある場合もご相談ください。

既存治具を一部変更して汎用化

治具の設計変更

なお追加工以外でも二次加工として様々なメッキや塗装などの表面処理や焼入れや窒化処理などの熱処理、その他表面仕上げのみのご相談も承ります。

※追加工二次加工品をご依頼いただく場合は、元の製品を保証できないので、予備のご支給をお願いする場合がございます。

追加工・二次加工の注意

追加工・二次加工のご依頼の際には注意点があります。中には追加の加工が施しにくい形状や材質、工程が多くなってしまうケースなどもあり、単純な追加の加工でも費用が予想以上にかかってしまうケースがあります。またほとんどの場合、メーカー規格品はある程度の製造ロットで生産しているので安価なのですが、追加の加工部分がオーダーメイドなので、加工する規格品より追加工・二次加工の費用の方が高くなることもあります。ロット数がある程度ある場合、治具などを使用してコストを抑えてまとめて製作することが可能です。

  • FC材などの鋳鉄は加工時の粉塵が工作機械に影響を与えるので、詳細を確認させて頂きます。
  • 熱処理済鋼は、硬度が高すぎる場合、切削刃物を受け付けず加工が困難です。
  • 材質不明品は試し加工で加工の可否判断をさせて頂きます。
  • 外形がいびつ、または寸法精度のよくないものは、加工の基準を出しづらく、固定がしにくいので、加工精度が不安定になる可能性があります。
  • 既製品を再度チャッキングや切削加工を行うので、対象物にわずかに傷が付く可能性もあります。傷NG部品については仕上げを含めてご相談させて頂きます。
  • 凸部分の除去などは面一にした際に段差が残る場合があります。メッキなどを施したものを追加工する場合には、加工後に再度メッキが必要な場合があります。

追加工・二次加工に関するよくあるご質問例

Q.追加工については図面データがなくても大丈夫ですか?

はい。詳細の図面データ等なくても、追加工させて頂きます。ポンチ図のような簡易的な指示などあれば、スムーズに加工に移ることができます。

Q.追加工の場合の納期は、どのくらいを考えておけばいいですか?

追加工の場合も一般の加工と同じように短納期で対応可能です。加工対象の部品が手に入り次第、最短即日で加工に移り出荷まで対応可能です。

※支給品の予備をお願いする場合があります。
万一加工に失敗しても製品の補償・弁償はできませんので予めご了承ください。

Point

追加工・二次加工とは切削・成形の加工済みの加工品に対して追加で部分的に加工を施すことです。材料から加工するよりも、規格品を追加工する方が低コスト、短納期で調達できることもあります。金属でも樹脂でも対応可能です。

追加工のご相談はメタルスピードにお任せください

メタルスピードは追加工のご相談も大歓迎です。穴あけ、キー溝加工はお任せください。
追加工専門のチームが必要な形状へ加工いたします。

ご相談
お見積もり

このサイトはアルミ加工ステンレス加工金属加工の情報をまとめています。金属部品の切削加工を中心に、設計や加工のご相談も承っています。不明点などある場合はお気軽にお問い合わせください。

タグ

関連記事


関連コンテンツ

お見積り・お問い合わせ

無料お見積り2時間以内に返答対応
メールでのご連絡は
info@metal-speed.com まで

お問い合わせはこちら
お問い合わせ
2時間以内に回答 無料見積もり相談 大学・研究機関の方 提供できる価値 Added Value 提供できる価値