METAL SPEED 金属加工・切削加工

金属製品には仕上げとしてアルマイトやメッキなどの表面処理を施すことがあります。素地のままでは錆びやすい鉄の錆止めや、耐久性の向上、見た目の付加価値の向上などを目的としています。この記事では金属の表面処理と処理内容を紹介します。

板金加工は薄い板状の金属素材を力を加えて加工する、金属の主要な加工方法の1つです。プレス加工と比較すると、金型がいらないため初期費用がかからず、小ロット多品種の加工に向いた加工方法です。この記事では板金加工の種類と加工内容を紹介します。

普段の生活の中で見る鉄は、実は純粋な鉄のままの状態ではありません。多くの場合、鉄と炭素を合わせた鋼という金属です。鋼は鉄よりも強度と靭性・加工性に優れ、SS材と炭素鋼鋼材S-C系が一般的です。この記事では鉄と鋼の特徴の違いを解説します。

マグネシウム合金は実用金属の中で最も軽量で比強度が高い合金です。軽い金属の代表であるアルミニウム合金よりも軽いため、省力化や軽量化を目的に注目されている金属です。切削加工時には火災の可能性の高い金属であり取り扱いには注意が必要です。

切削加工で使用する特殊鋼は、鉄の素材に様々な元素を加えて特性を付与した合金です。添加する物質や量によって性質が異なります。汎用的なものから特定の環境で最適なものまであり、これらの種類と特徴を知ることで、最適な素材選択をすることができます。

インコネル(Inconel®)はニッケルを主体に炭素・鉄・クロム等を添加した合金です。耐熱性・耐蝕性が高く、高温環境下でも高い強度を維持します。そのため、多様な加工・鋳物素材として使用されます。この記事ではインコネルの特徴と種類を紹介します。

純モリブデンは銀白色の硬い金属で、切削加工後はアルミやステンレス鋼に近い見た目です。モリブデン含有率が99.9％～99.99％のものを指し、非常に高い融点・沸点、難削材であることが特徴です。この記事では純モリブデンの特徴を解説します。

チタンは比重が鉄とアルミの中間に位置する比較的軽い金属です。比強度が高い金属で、特にチタン合金は実用金属の中でも上位の比強度です。生体親和性が高いという他の金属には中々無い特徴を持っています。この記事ではチタンの特徴を解説します。

真鍮は銅と亜鉛の合金で、電気伝導性の高い金属です。亜鉛の割合によって色や硬度が変化します。被削性が高く、切削加工での精度が出しやすく高度な精密加工が必要な場面でも選択されます。この記事では真鍮の種類と特徴を解説します。

銅は金属の中で常温では銀に次いで電気を通しやすい金属です。同時に熱も通しやすく、エアコンや冷蔵庫の伝熱管といった冷却する部品に使用されることもあります。磁気を帯びないため、観測機器の部品にも使用されます。この記事では銅の特徴を解説します。