• HOME >
  • Information >
  • アルマイトをはじめとした金属のメッキ一覧

Information

アルマイトをはじめとした金属のメッキ一覧

2017.06.08

アルマイト

金属には様々な表面処理を施すことができます。
目的としては、素材のままでは錆びやすい鉄等への錆止めの効果や、耐久性の向上などがあげられます。
代表的な処理方法を挙げると、アルミには「アルマイト」「硬質アルマイト」、鉄系には「ユニクロメッキ」「無電解ニッケルメッキ」「硬質クロムメッキ」「黒染め」、銅には「金メッキ」などがあります。
ステンレスはもともと錆びにくい素材の為、表面処理を施すことはほとんどありません。

●アルミへのメッキ処理
アルミへの表面処理の代表はアルマイトです。
アルマイトとは、陽極酸化皮膜を作る処理のことです。
アルミの表面に人工的に分厚い酸化アルミニウム被膜を作る事によって、アルミの耐食性、耐摩耗性の向上を目的として行われます。
その他には、装飾や他の機能の付加を目的として行われることもあります。
アルミは1000~7000番台の材質、アルミ合金などに処理が可能です。
ちなみに、1000番台→5000番台→6000番台→2000番台→7000番台の順で、1000番台が一番処理しやすく、7000番台が一番処理しにくいです。>

【アルマイトの種類】
・白アルマイト
アルマイト加工処理が正式名称です。
白色に着色する処理ではありませんので、色はアルミ素材に近い色となります。
膜厚は6~10μ、使用目的は防錆で、寸法精度の要求が高いものに使用しやすいです。

・カラーアルマイト
様々な色に着色するアルマイト処理です。
代表的な色は黒色ですが、ほかにも青・赤・緑等対応可能です。
膜厚は15~30μ、使用目的は装飾のためのカラーリングです。
目に見える箇所に使用される部品ではよくカラーアルマイトの依頼があります。

・艶消し黒色アルマイト
アルミの素地の表面をブラスト等の前処理で艶消し状態にし、黒アルマイト処理を行うことで、光が反射しにくい表面にすることが可能です。
メッキ後に摺動性を向上させたい場合に選定されます。

・硬質アルマイト処理
皮膜の硬さ、および耐摩耗性に優れたアルマイト処理です。
また、絶縁皮膜を希望される場合は、硬質アルマイト処理になります。
膜厚を厚くすることにより、破壊電圧と耐摩耗性が向上します。
膜厚は50μm程度が一般的となります。
皮膜の特性はは通電しない「絶縁皮膜」となります。
硬質アルマイトは膜厚を厚くすることで、硬度を変化させることは出来ませんが、破壊電圧と耐摩耗性は向上します。
また、光沢が必要となる場合には、バフ研磨を施すことによって光沢を向上させることも可能です。
色は材質や膜厚によって変化します。
例えば、A2017に30μ程のせると、緑色のような色になります。

●鉄系素材への表面処理
鉄系素材への表面処理は様々な処理があります。
弊社でよくご依頼頂く処理を以下にあげていきます。

・ユニクロメッキ
「ユニクロメッキ」とは、もともとは、アメリカで開発された亜鉛メッキのクロメート処理の商品名です。
日本では、光沢クロメート処理をユニクロメッキと呼んでいます。
色は青みがかった銀色で、装飾用として選定されることも多いです。
皮膜が片肉約10μと厚く膜厚の管理が難しい為、高い精度が要求されるような製品には向いておりません。
また、他のクロメート処理と比較すると耐食性は劣るので、耐食性を重視するような場合にもおすすめしません。
しかし、他のメッキ加工と比べ、低価格での処理が可能な為、量産品等には適している表面処理となります。

・無電解ニッケルメッキ
メッキ液の中に含まれる成分が酸化し、放出された電子によって金属ニッケル皮膜を生成するメッキ方法です。
通電を必要としない為、樹脂等の絶縁体にも処理することができます。
日本では、カニゼンメッキ(日本カニゼン様の製品名)と呼ばれることもあります。
無電解ニッケルメッキは膜厚を均一につけることが出来る為、高い精度が求められる製品・複雑な形状の製品によく利用されています。

・黒染め
黒染め処理は主に鉄系の素材に処理されます。
鉄鋼の表面に酸化皮膜を形成する処理となります。
被膜が1μ程度と非常に薄い為、寸法精度が必要となる製品に向いています。
また、価格が安いことも特徴としてあげられます。
色は光沢のある黒色です。
目的としては防錆がメインとなります。

・硬質クロムメッキ
ハードクロムメッキ・工業用クロムメッキとも呼ばれる場合があります。
機械部品に多く使用されている処理方法です。
JIS規格では、膜厚2μ以上、硬度HV750以上と定められています。
電気メッキの中では、最も硬度が高いメッキ処理で、耐摩耗性・耐食性に優れています。

弊社では表面処理は社内で出来ませんが、協力会社様へ依頼し加工から表面処理まで全て終えた状態で納品させて頂いております。

寸法精度が必要となる箇所につきましても、メッキ厚を考慮し切削、メッキ処理しております。
また、メッキ厚等のご指示を頂いた場合は基本的にその指示に従い処理させて頂いておりますので、膜厚のご希望がある場合は図面にご指示ください。
上記にあげた表面処理以外にも対応可能な表面処理が多くあるので、一度お問合わせください。

  • 無料お見積り×2時間以内に返答対応

    • 大阪TEL:06-6976-3326
      FAX:06-6976-9758
    • 東京TEL:03-5426-3363
      FAX:03-5426-3358

    メールでのご連絡は info@metal-speed.com まで

  • 無料お見積りフォーム